英文法・構文の要点

仮定法 Level 2

2026年11月1日

  • 混合仮定法/未来についての仮定(should / were to)
  • I wish と as if
  • If it were not for ~/It is time ~
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仮定法 Level 1では,仮定法過去・仮定法過去完了の形と,直説法との違いを整理しました。このページでは,入試でよく問われる混合仮定法,未来についての仮定(should / were to),I wish と as if,If it were not for ~,そして It is time ~ を見ていきます。

混合仮定法

If + S + had done(過去の仮定), S + would + 原形(現在の結果)
「(あのとき)もし〜していたら,(今)…だろうに」

If I had taken the medicine, I would be well now.
あのとき薬を飲んでいたら,今ごろは元気だろうに。

if 節
If I had taken the medicine
過去の事実に反する仮定
主節
I would be well now
現在の事実に反する結果
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混合仮定法は,if 節で過去の仮定(If + S + had done)を,主節で現在の結果(S + would + 原形)を表す形です。「(あのとき)もし~していたら,(今)…だろうに」という意味になります。

If he had not helped me then, I would not be here now.
あのとき彼が助けてくれなかったら,私は今ここにいないだろう。

混合仮定法では,if 節と主節で表す「時」が異なります。主節にある now などの語句が,現在の内容であることを示す手がかりになります。

未来についての仮定

If + S + should + 原形:万一〜なら(実現の可能性が低い)
If + S + were to + 原形:仮に〜としたら(ありえないことも含む)

If it should rain tomorrow, the game will be put off.
万一明日雨が降ったら,試合は延期されるだろう。

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未来についての仮定では,If + S + should + 原形 が「万一~なら」(実現の可能性が低い),If + S + were to + 原形 が「仮に~としたら」(ありえないことも含む)を表します。

If the sun were to rise in the west, I would not change my mind.
仮に太陽が西から昇っても,私の決心は変わらない。

should
If it should rain tomorrow
可能性は低いが,起こりうる
were to
If the sun were to rise in the west
現実にはありえない仮定も可

If + should の文では,主節に will などの直説法や命令文が来ることもあります(If you should see him, please tell him to call me.)。

I wish と as if

I wish + 仮定法過去:(今)〜ならいいのに
I wish + 仮定法過去完了:(あのとき)〜だったらよかったのに
as if + 仮定法:まるで〜であるかのように

I wish I could speak English well.
英語を上手に話せたらいいのに。

形意味
I wish + 過去形今の事実に反する願望
I wish + had done過去の事実に反する願望(後悔)
as if + 過去形主節と同じ時の事実に反する
as if + had done主節より前の事実に反する
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I wish + 仮定法過去は「(今)~ならいいのに」,I wish + 仮定法過去完了は「(あのとき)~だったらよかったのに」,as if + 仮定法は「まるで~であるかのように」という意味です。

I wish I had studied harder in high school.
高校でもっと勉強しておけばよかった。

He talks as if he knew everything.
彼はまるで何でも知っているかのように話す。

She looked as if she had seen a ghost.
彼女はまるで幽霊でも見たかのような顔をしていた。

I wish / as if の後ろの時制は,主節の時制に関係なく,「同じ時か,それより前か」で決まります。He talked as if he knew everything. の knew は,「話していたとき」と同じ時を表しています。

If only ~ と I'd rather ~

If only ~(〜でありさえすれば)は I wish より強い願望を表します。would rather + S + 過去形 は「Sに〜してほしい」という意味です。

If only I had more time!
もっと時間がありさえすればなあ。

I'd rather you didn't smoke here.
ここではたばこを吸わないでいただきたい。

If it were not for ~

If it were not for ~ = But for ~ = Without ~:(今)もし〜がなければ
If it had not been for ~ = But for ~ = Without ~:(あのとき)もし〜がなかったら

If it were not for water, no living things could survive.
もし水がなければ,生物は生きられないだろう。

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If it were not for ~ は「(今)もし~がなければ」,If it had not been for ~ は「(あのとき)もし~がなかったら」という意味です。どちらも But for ~ / Without ~ で言い換えられます。

If it had not been for your help, I would have failed.
もしあなたの助けがなかったら,私は失敗していただろう。

Without your help, I would have failed.
あなたの助けがなかったら,私は失敗していただろう。

But for ~ / Without ~ は,現在・過去のどちらの意味にも使えます。どちらの意味かは,主節の形(would + 原形か,would + have done か)で判断しましょう。

It is time ~

It is time + S + 過去形:もう〜してもよいころだ
It is high time / about time ~:とっくに〜すべき時だ

It is time you went to bed.
もう寝る時間ですよ。

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It is time + S + 過去形 は「もう~してもよいころだ」,It is high time / about time ~ は「とっくに~すべき時だ」という意味です。

It is high time we started the meeting.
もうとっくに会議を始めるべき時間だ。

It is time の後ろの節では,過去形を使います。「本当はもうしているべきなのに,まだしていない」という気持ちが込められています。It is time to go to bed. のように不定詞を使う形もあります。

仮定法を見たら確認しよう

if 節と主節の時 → 混合仮定法ではないか
should / were to → 未来についての仮定
I wish / as if / It is time → 後ろの時制で「時」を判断する

仮定法の文を読み取る
If I had married her, I would be happy now.
→ 混合仮定法:「あのとき彼女と結婚していたら,今ごろは幸せだろうに」

I wish I had known the truth.
→ I wish + had done:「真実を知っていればよかったのに」

But for the rain, we could have gone hiking.
→ But for + 仮定法過去完了:「雨がなかったら,ハイキングに行けたのに」

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