英文法・構文の要点

名詞 Level 1

2026年11月1日

  • 名詞:人・もの・ことを表し,S・O・Cになる
  • 可算名詞と不可算名詞の区別
  • 名詞の種類/複数形の作り方
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名詞は,人・もの・ことを表し,文の中で主語S・目的語O・補語Cとして働く,文の骨格に欠かせないことばです。このページでは,名詞とは何か,名詞の働き,そして英語の名詞で特に重要な可算名詞と不可算名詞の区別,名詞の種類,複数形の作り方を整理します。

名詞とは何か

名詞=人・もの・ことを表すことば
形によって 名詞語 / 名詞句 / 名詞節 に分かれる

名詞語
Music
1語の名詞
名詞句
Playing the piano
句の形をした名詞
名詞節
What he said
節の形をした名詞

Music makes me happy.
音楽は私を幸せにしてくれる。

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名詞は,人・もの・ことを表すことばです。形によって,名詞語(1語),名詞句,名詞節に分かれます。

「ことばの定義」で見たとおり,当サイトでは,1語の名詞だけでなく,名詞として働く句や節もまとめて「名詞」と呼びます。

Playing the piano is fun.
ピアノを弾くのは楽しい。

What he said was true.
彼が言ったことは本当だった。

3つの文では,形は違いますが,いずれも名詞が文の主語Sとして働いています。

名詞の働き

名詞はS・O・C,前置詞の目的語になる

働き例文
主語SMy brother is a doctor.
目的語OI bought a new bag.
補語CMy brother is a doctor.
前置詞の目的語She lives with her parents.
S My brother
V is
C a doctor.
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名詞は,文の中で主語S・目的語O・補語Cとして働くほか,前置詞の目的語にもなります。

名詞は文の要素として働きますが,「名詞=S」「名詞=O」と決まっているわけではありません。同じ名詞でも,文の中での位置によって働きが変わります。

可算名詞と不可算名詞

可算名詞=数えられる → a / an がつく,複数形になる
不可算名詞=数えられない → a / an がつかない,複数形にならない

種類特徴例
可算名詞a / an がつく。複数形がある。many / a few で数を表す。book / apple / student / idea
不可算名詞a / an がつかない。複数形がない。much / a little で量を表す。water / money / music / information

I have two books.
私は本を2冊持っている。

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英語の名詞は,「1つ,2つ」と数えられる可算名詞と,数えられない不可算名詞に分かれます。この区別によって,a / an をつけるか,複数形にするか,many と much のどちらを使うかなどが決まります。

I need some water.(× a water / × waters)
私は水が少し必要だ。

日本語の感覚では数えられそうでも,英語では不可算名詞として扱う名詞があります。information(情報),advice(助言),furniture(家具),baggage / luggage(手荷物),homework(宿題),news(知らせ),equipment(装置)などは,入試で頻出です。× many informations → much information

不可算名詞の数え方

不可算名詞の量を数えるときは,a piece of ~ などの「入れ物」や「単位」を表す語を使います。

表現例
a piece of ~a piece of advice / a piece of furniture / a piece of information
a glass of ~a glass of water / two glasses of milk
a cup of ~a cup of coffee / a cup of tea
a sheet of ~a sheet of paper
a slice of ~a slice of bread / a slice of cake

He gave me two pieces of advice.
彼は私に2つの助言をくれた。

数が増えるときは,pieces や glasses のように「単位」を表す語のほうを複数形にします。

名詞の種類

普通名詞 / 集合名詞(以上は主に可算)
物質名詞 / 抽象名詞 / 固有名詞(以上は主に不可算)

種類特徴例
普通名詞同じ種類のものが複数存在するbook / dog / student
集合名詞人や物の集まりを表すfamily / class / team
物質名詞一定の形をもたない物質を表すwater / air / paper / bread
抽象名詞目に見えない性質・状態・概念を表すlove / peace / happiness
固有名詞特定の人・場所・ものの名前を表すTokyo / Mt. Fuji / Japan
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名詞は,普通名詞・集合名詞・物質名詞・抽象名詞・固有名詞の5種類に分けられます。普通名詞と集合名詞は主に可算名詞,物質名詞・抽象名詞・固有名詞は主に不可算名詞として扱います。

固有名詞は大文字で始める

固有名詞は,世界に1つしかないものの名前なので,ふつう a / an をつけず,複数形にもしません。また,大文字で書き始めます。

種類は使い方によって変わる

名詞の種類は固定されたものではなく,使い方によって変わることがあります。たとえば paper は「紙」の意味では物質名詞(不可算)ですが,「新聞」の意味では普通名詞(可算)になります。このような名詞は「名詞 Level 2」で扱います。

名詞の複数形

原則:語尾に -s をつける
語尾の形によって -es / -ies / -ves になるもの,不規則に変化するものがある

語尾作り方と例
原則-s をつける:book → books,dog → dogs
-s,-x,-ch,-sh で終わる-es をつける:bus → buses,box → boxes,watch → watches
子音字+y で終わるy を i に変えて -es:city → cities,baby → babies
-f,-fe で終わるf を v に変えて -es:leaf → leaves,knife → knives
子音字+o で終わる-es をつけるものが多い:potato → potatoes,hero → heroes
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名詞の複数形は,原則として語尾に -s をつけて作ります。ただし,語尾の形によって -es,-ies,-ves になるものや,不規則に変化するものがあります。

不規則に変化する複数形

変化のしかた例
母音が変わるman → men / woman → women / foot → feet / tooth → teeth / mouse → mice
-en をつけるchild → children / ox → oxen
単数形と複数形が同じsheep / deer / fish / Japanese

There are three children in the park.
公園に3人の子どもがいる。

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名詞の中には,man → men のように母音が変わるもの,child → children のように -en をつけるもの,sheep や fish のように単数形と複数形が同じ形のものがあります。

I saw two sheep on the farm.(× sheeps)
私は農場で2頭の羊を見た。

名詞を見たら確認しよう

働き → S・O・C・前置詞の目的語のどれか
数えられるか → 可算名詞か不可算名詞か
形 → 単数形か複数形か

名詞の性質から形を決める
I have a lot of homework today.
→ homework は不可算名詞:× homeworks

Can you give me some advice?
→ advice は不可算名詞:× an advice

There are many students in the library.
→ student は可算名詞:many + 複数形

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