英文法・構文の要点

態 Level 1

2026年11月1日

  • 態:能動態(Sが~する)/受動態(Sが~される)
  • 受動態の作り方
  • 受動態と時制・否定文・疑問文
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同じ出来事でも,「誰が何をしたか」を中心に述べるか,「何が何をされたか」を中心に述べるかによって,文の形が変わります。この区別を態と言います。このページでは,能動態と受動態の違い,受動態の作り方,そして時制・否定文・疑問文と受動態の組み合わせを整理します。

態とは何か

能動態=Sが「〜する」 / 受動態=Sが「〜される」
受動態の基本形:be + 過去分詞(+ by ~)

Many people love this song.(能動態)
多くの人がこの歌を愛している。

能動態
Many people love this song.
「多くの人」が主語
受動態
This song is loved by many people.
「この歌」が主語
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態には能動態と受動態があります。能動態は主語Sが「~する」ことを,受動態は主語Sが「~される」ことを表します。受動態の基本形は be + 過去分詞(+ by ~)です。

This song is loved by many people.(受動態)
この歌は多くの人に愛されている。

2つの文が表している出来事は同じです。違うのは,何を主語にして話を始めるかという点です。話題にしたいもの,あるいは文の中心に置きたいものを主語にします。

受動態の作り方

① 能動態のOを,受動態のSにする
② Vを be + 過去分詞にする
③ 能動態のSを by ~ にする(省略されることも多い)

S Many people
V love
O this song.
S This song
V is loved
M by many people.
手順能動態 → 受動態
① OをSにthis song → This song
② Vを be + 過去分詞にlove → is loved(主語・時制に合わせて be を変える)
③ SをMにmany people → by many people
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受動態は,① 能動態の目的語Oを主語Sにし,② 動詞を be + 過去分詞にし,③ 能動態の主語Sを by ~ にして作ります。by ~ は省略されることも多くあります。

受動態は,能動態の目的語Oを主語にして作ります。そのため,受動態にできるのは目的語Oをとる他動詞だけです。happen,appear,arrive などの自動詞は受動態になりません。× The accident was happened. → The accident happened.

by ~ が省略される場合

次のような場合,by ~ はふつう省略されます。

行為者が一般の人々の場合

English is spoken in many countries.
英語は多くの国で話されている。

行為者が不明な場合

My bike was stolen last night.
昨夜,私の自転車が盗まれた。

行為者が言わなくても明らかな場合

He was elected mayor.
彼は市長に選ばれた。

実際の英文では,by ~ のない受動態のほうがはるかに多く使われます。受動態は,「誰がしたか」をあえて言わずに済ませたいときに便利な形なのです。

受動態の主語の代名詞

能動態のOが代名詞の場合,受動態のSにするときは主格に変えます。

Everyone respects him. → He is respected by everyone.
誰もが彼を尊敬している。→ 彼は誰からも尊敬されている。

受動態と時制

時制は be の部分で表す
be + 過去分詞 の「be」を,時制に合わせて変化させる

時制形例文
現在am / is / are + 過去分詞The room is cleaned every day.
過去was / were + 過去分詞This temple was built in 1200.
未来will be + 過去分詞The results will be announced tomorrow.
進行形be being + 過去分詞The bridge is being built now.
完了形have been + 過去分詞The work has been finished.
助動詞助動詞 + be + 過去分詞This problem can be solved easily.

The bridge is being built now.
その橋は今建設中だ。

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受動態の時制は,be の部分で表します。be + 過去分詞 の be を,時制に合わせて変化させます(is built,was built,will be built など)。

All the tickets have already been sold.
チケットはすでにすべて売り切れている。

進行形の受動態
is being built
be + being + 過去分詞
完了形の受動態
have been sold
have + been + 過去分詞

受動態の否定文・疑問文

否定文:be の後ろに not
疑問文:be を主語の前に出す

This room is not used now.
この部屋は今は使われていない。

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受動態の否定文・疑問文は,be動詞の文と同じように作ります。否定文は be の後ろに not を置き,疑問文は be を主語の前に出します。

Was this picture painted by Picasso?
この絵はピカソによって描かれたのですか。

When was this temple built?
この寺はいつ建てられたのですか。

疑問詞が by の後ろにくる場合

「誰によって〜されたのか」とたずねる場合は,次の2つの形があります。

Who was this book written by?
この本は誰によって書かれたのですか。

By whom was this book written?(かたい表現)
この本は誰によって書かれたのですか。

助動詞を含む受動態の否定文・疑問文

助動詞を含む場合は,助動詞を使って否定文・疑問文を作ります。

This problem cannot be solved easily.
この問題は簡単には解けない。

Can this problem be solved?
この問題は解けるだろうか。

態を見たら確認しよう

主語は「する」側か,「される」側か
動詞は他動詞か → 自動詞は受動態にできない
時制は be の部分で表されているか

同じ出来事を2つの態で表す
Shakespeare wrote Hamlet.
→ 能動態:シェイクスピアが『ハムレット』を書いた

Hamlet was written by Shakespeare.
→ 受動態:『ハムレット』はシェイクスピアによって書かれた

The window was broken.
→ 受動態:行為者は不明なので by ~ を省略

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