- 接続詞:語・句・節を結びつけ,関係を示す
- 2つの種類:等位接続詞/従属接続詞
- 従属接続詞が作る名詞節と副詞節
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接続詞は,語・句・節を結びつけ,それらの関係を示すことばです。英文が長く複雑になるのは,接続詞によって節と節が結びつけられているからです。このページでは,接続詞の2つの種類である等位接続詞と従属接続詞,そして従属接続詞が作る名詞節と副詞節について,基本的な考え方を整理します。
接続詞とは何か
接続詞=語・句・節を結びつけ,その関係を示すことば
等位接続詞:対等なものどうしを結ぶ
従属接続詞:節を作り,その節を主節に結びつける
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接続詞は,語・句・節を結びつけ,その関係を示すことばです。等位接続詞は対等なものどうしを結び,従属接続詞は節を作って,その節を主節に結びつけます。
接続詞は,結びつけ方によって2種類に分かれます。
等位接続詞
and / but / or / so / for / nor
文法上同じ働きをするもの(語と語,句と句,節と節)を対等に結ぶ
| 接続詞 | 意味 | 例文 |
|---|---|---|
| and | 〜と…,そして | Tom and I are friends. |
| but | しかし | I was tired, but I went out. |
| or | 〜か…,または | Do you want tea or coffee? |
| so | だから | It was late, so I went home. |
| for | というのは〜だから | He must be ill, for he looks pale. |
| nor | 〜もまた…ない | He can't swim, nor can I. |
He spoke slowly but clearly.
彼はゆっくりと,しかしはっきりと話した。
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and,but,or,so,for,nor などの等位接続詞は,語と語,句と句,節と節のように,文法上同じ働きをするものを対等に結びます。
She likes reading books and playing the piano.
彼女は本を読むこととピアノを弾くことが好きだ。
等位接続詞で結ばれるものは,文法上同じ形・同じ働きでなければなりません。× She likes reading books and to play the piano. のように,動名詞と不定詞を並べるのは避けます。
命令文 + and / or
命令文の後ろに and や or を置くと,次のような意味になります。
Hurry up, and you will catch the bus.
急ぎなさい,そうすればバスに間に合いますよ。
Hurry up, or you will miss the bus.
急ぎなさい,さもないとバスに乗り遅れますよ。
命令文, and ~:「…しなさい,そうすれば〜」
命令文, or ~:「…しなさい,さもないと〜」
so と for
so は「結果」,for は「理由」を表します。for は文語的な表現で,必ず前の節の後ろに置きます。文頭には置きません。
nor の後ろでは倒置が起こります(nor can I)。倒置については「倒置」で扱います。
従属接続詞
従属接続詞+S+V=1つの節
その節は,主節の中で名詞または副詞として働く
When I came home, I found a small boy with blue eyes standing by my bed.
私が家に帰ると,ベッドのそばに青い目をした小さな男の子が立っているのを見つけた。
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従属接続詞は,後ろに主語Sと述語動詞Vを従えて1つの節を作り,その節を主節に結びつけます。従属接続詞が作る節は,主節の中で名詞(名詞節)または副詞(副詞節)として働きます。
「ことばの定義」の例文では,When が I came home という節を作り,その節全体が主節に「いつ」の情報を加える副詞節(M)として働いています。
名詞節を作る接続詞
that(〜ということ)/ whether / if(〜かどうか)
名詞節は,主節の中でS・O・Cなどとして働く
I think that he is right.(O)
私は彼が正しいと思う。
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that「~ということ」や whether / if「~かどうか」が作る名詞節は,主節の中で主語S・目的語O・補語Cなどとして働きます。
The problem is that we have no money.(C)
問題は,私たちにお金がないということだ。
I don't know whether he will come.(O)
彼が来るかどうか,私は知らない。
「〜かどうか」の意味の if は,主に動詞の目的語Oの位置で使います。主語Sや補語Cの位置,前置詞の後ろでは whether を使います。
that 節が主語になるとき
that 節は文の主語にもなりますが,主語が長くなるため,ふつうは It を仮の主語(形式主語)として文頭に置き,that 節を後ろに回します。
That he is honest is clear. → It is clear that he is honest.
彼が正直であることは明らかだ。
that の省略
動詞の目的語になる that 節では,that がよく省略されます。
I think (that) he is right.
私は彼が正しいと思う。
名詞節を作る接続詞の that と,関係代名詞の that の見分け方については,「接続詞 Level 3」で扱います。
副詞節を作る接続詞
副詞節は,主節に「時・理由・条件・譲歩」などの情報を加える(M)
| 意味 | 主な接続詞 |
|---|---|
| 時 | when / while / before / after / until / since / as soon as |
| 理由 | because / since / as |
| 条件 | if / unless |
| 譲歩 | though / although / even if / even though |
| 目的・結果 | so that / so ~ that |
I was watching TV when he called me.
彼が電話をくれたとき,私はテレビを見ていた。
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副詞節を作る接続詞は,主節に「時・理由・条件・譲歩」などの情報を加えます。副詞節は,文の要素としては修飾語Mです。
I stayed home because I had a cold.
風邪をひいていたので,私は家にいた。
If it rains tomorrow, the game will be canceled.
明日雨が降れば,試合は中止になるだろう。
Though he is rich, he is not happy.
彼は金持ちだが,幸せではない。
時・条件を表す副詞節の中では,未来のことでも現在形を使います。If it rains tomorrow(× If it will rain)。詳しくは「時制 Level 2」で扱います。
副詞節の位置
副詞節は,主節の前にも後ろにも置くことができます。主節の前に置く場合は,ふつう副詞節の後ろにコンマ(,)を打ちます。
When I came home, I found ~. = I found ~ when I came home.
私が家に帰ると,〜を見つけた。
名詞節か副詞節か
when や if は,名詞節も副詞節も作ります。節を取り除いても文が成り立つなら副詞節,成り立たないなら名詞節です。
I don't know if he will come.(名詞節:know のO)
彼が来るかどうか,私は知らない。
If he comes, I will tell him.(副詞節:条件)
もし彼が来たら,私は彼に話そう。
接続詞を見たら確認しよう
等位接続詞か従属接続詞か → 対等に結ぶのか,節を作るのか
従属接続詞の節は名詞節か副詞節か → S・O・Cか,Mか
意味は何か → 時・理由・条件・譲歩など
→ but:等位接続詞(節と節を対等に結ぶ)
I know that he is honest.
→ that:従属接続詞(名詞節:know のO)
Because it was raining, we stayed inside.
→ because:従属接続詞(副詞節:理由を表すM)