- 動名詞(doing):「~すること」,名詞として働く
- 動名詞の働き
- 動名詞を目的語にとる動詞/不定詞を目的語にとる動詞
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動名詞(doing)は,動詞に -ing をつけて「〜すること」という意味を表し,文の中で名詞として働く形です。このページでは,動名詞とは何か,動名詞の働き,そして入試で最も重要な動名詞を目的語にとる動詞と不定詞を目的語にとる動詞の区別を整理します。準動詞全体の考え方は「準動詞 Level 1」で確認しましょう。
動名詞とは何か
動名詞=動詞の原形 + -ing:「〜すること」
文の中では名詞として働く(S・O・C・前置詞の目的語)
Playing tennis is fun.
テニスをするのは楽しい。
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動名詞は,動詞の原形に -ing をつけた形で「~すること」という意味を表し,文の中では名詞として主語S・目的語O・補語C・前置詞の目的語になります。
動名詞は名詞として働きますが,動詞の性質も残しています。そのため,playing tennis のように後ろに目的語をとったり,walking slowly のように副詞で説明されたりします。
動名詞の働き
主語S / 目的語O / 補語C / 前置詞の目的語
| 働き | 例文 |
|---|---|
| 主語S | Reading books is my hobby. |
| 目的語O | I enjoy reading books. |
| 補語C | My hobby is reading books. |
| 前置詞の目的語 | I'm interested in reading books. |
She is good at playing the guitar.
彼女はギターを弾くのが上手だ。
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動名詞は,主語S・目的語O・補語C・前置詞の目的語として働きます。
Thank you for inviting me.
お招きいただきありがとうございます。
前置詞の後ろに動詞を置くときは,必ず動名詞にします。不定詞(to do)は前置詞の後ろに置けません。× She is good at to play the guitar.
動名詞を目的語にとる動詞
enjoy / finish / mind / avoid / give up / stop / practice / consider / deny / put off / postpone / suggest / admit
→ 目的語に doing をとり,to do はとらない
I enjoyed talking with you.(× enjoyed to talk)
あなたとお話しできて楽しかったです。
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enjoy,finish,mind,avoid,give up,stop,practice,consider,deny,put off,postpone,suggest,admit などは,目的語に動名詞(doing)をとり,不定詞(to do)はとりません。
Would you mind opening the window?
窓を開けていただけませんか。
He finally gave up smoking.
彼はついにたばこをやめた。
覚え方のヒント
動名詞を目的語にとる動詞には,すでにしていること・実際にしたこと(enjoy,finish,practice,admit),あるいはしないこと・避けること(avoid,give up,stop,mind,put off)を表すものが多い,という傾向があります。
mind の使い方
Would you mind doing? は「〜していただけませんか」という丁寧な依頼です。直訳は「〜することを気にしますか」なので,引き受けるときは No, not at all.(いいえ,かまいません)のように否定で答えます。
不定詞を目的語にとる動詞
want / hope / wish / decide / plan / promise / expect / refuse / agree / manage / fail / pretend
→ 目的語に to do をとり,doing はとらない
I hope to see you again.(× hope seeing)
またお会いできることを願っています。
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want,hope,wish,decide,plan,promise,expect,refuse,agree,manage,fail,pretend などは,目的語に不定詞(to do)をとり,動名詞(doing)はとりません。
He decided to study abroad.
彼は留学することに決めた。
傾向としての「過去・現実」と「未来」
不定詞の to はもともと「〜へ向かう」という方向を表す語でした。そのため,不定詞を目的語にとる動詞には,これから先に向かうことを表すもの(want,hope,plan,decide)が多くなっています。
一方,動名詞は「(実際に)〜すること」という行為そのものを表すため,すでにしていること・実際の行為を表す動詞と結びつきやすくなります。
両方を目的語にとる動詞
like / love / hate / begin / start / continue など
→ 動名詞でも不定詞でも,ほぼ同じ意味
It began raining. = It began to rain.
雨が降り始めた。
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like,love,hate,begin,start,continue などは,動名詞と不定詞のどちらを目的語にしても,ほぼ同じ意味を表します。
I like swimming. = I like to swim.
私は泳ぐことが好きだ。
remember / forget / try / stop / regret などは,動名詞と不定詞のどちらもとりますが,意味が大きく変わります。これは入試で最も頻出の事項の一つです。詳しくは「動名詞 Level 2」で扱います。
動名詞を見たら確認しよう
働き → S・O・C・前置詞の目的語のどれか
前置詞の後ろ → 動詞は必ず動名詞
動詞の目的語 → 動名詞をとる動詞か,不定詞をとる動詞か
→ finish:動名詞をとる
I decided to write a report.
→ decide:不定詞をとる
I'm thinking of writing a report.
→ 前置詞 of の後ろ:動名詞