- 動名詞と不定詞で意味が変わる動詞
- 動名詞の意味上の主語
- to の後ろに動名詞がくる表現
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動名詞 Level 1では,動名詞の働きと,動名詞・不定詞のどちらを目的語にとるかという区別を整理しました。このページでは,入試で特によく問われる動名詞と不定詞で意味が変わる動詞,動名詞の意味上の主語,そしてto の後ろに動名詞がくる表現を見ていきます。
動名詞と不定詞で意味が変わる動詞
動名詞(doing)=すでにしたこと・実際の行為
不定詞(to do)=これからすること
| 動詞 | + doing | + to do |
|---|---|---|
| remember | 〜したことを覚えている | 忘れずに〜する |
| forget | 〜したことを忘れる | 〜するのを忘れる |
| regret | 〜したことを後悔する | 残念ながら〜する |
| try | 試しに〜してみる | 〜しようと努力する |
| stop | 〜するのをやめる | 〜するために立ち止まる |
I remember meeting him before.
私は以前彼に会ったことを覚えている。
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remember,forget,try,stop,regret などは,動名詞と不定詞のどちらを目的語にとるかで意味が変わります。動名詞(doing)はすでにしたこと・実際の行為を,不定詞(to do)はこれからすることを表します。
Remember to lock the door.
忘れずにドアに鍵をかけなさい。
He stopped smoking.
彼はたばこを吸うのをやめた。
He stopped to smoke.
彼はたばこを吸うために立ち止まった。
stop to do の不定詞は,stop の目的語ではなく,「〜するために」という副詞的用法(目的)です。stop の目的語になれるのは動名詞だけです。
try doing と try to do
try doing は「(うまくいくかどうか)試しに〜してみる」,try to do は「(できるかどうかわからないが)〜しようと努力する」という意味です。
I tried opening the window, but the room was still hot.
窓を開けてみたが,部屋はまだ暑かった。(窓は開いた)
I tried to open the window, but it wouldn't open.
窓を開けようとしたが,開かなかった。
regret to do
regret to do は「残念ながら〜する」という意味で,I regret to say ~(残念ながら〜と申し上げなければなりません),I regret to inform you ~ のような丁寧な表現で使われます。
動名詞の意味上の主語
所有格 + doing(かたい表現)/ 目的格 + doing(口語的)
意味上の主語が文の主語と異なるときに示す
I'm sure of his passing the exam.
私は彼が試験に合格すると確信している。
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動名詞の意味上の主語が文の主語と異なるときは,動名詞の前に所有格または目的格を置いて示します。所有格 + doing はかたい表現,目的格 + doing は口語的な表現です。
Do you mind my smoking here?
ここでたばこを吸ってもかまいませんか。
Do you mind me smoking here?
ここでたばこを吸ってもかまいませんか。
意味上の主語を示さない場合
意味上の主語が文の主語と同じ場合や,「一般の人々」の場合は示しません。
Seeing is believing.
百聞は一見にしかず。(見ることは信じることだ)
動名詞の完了形・受動態については「準動詞 Level 2」で確認しましょう。
to の後ろに動名詞がくる表現
この to は前置詞 → 後ろは名詞・動名詞
look forward to doing / be used to doing / object to doing / when it comes to doing / with a view to doing
| 表現 | 意味 |
|---|---|
| look forward to doing | 〜するのを楽しみに待つ |
| be used to doing / be accustomed to doing | 〜することに慣れている |
| object to doing | 〜することに反対する |
| when it comes to doing | 〜することになると |
| with a view to doing | 〜する目的で |
| What do you say to doing? | 〜するのはどうですか |
I'm looking forward to seeing you.(× to see)
あなたに会えるのを楽しみにしています。
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look forward to doing,be used to doing,object to doing,when it comes to doing,with a view to doing の to は前置詞なので,後ろには名詞か動名詞を置きます。
She is used to living alone.
彼女は一人暮らしに慣れている。
be used to doing(〜することに慣れている)と used to do(以前は〜したものだ)は形が似ていますが,まったく別の表現です。前者の to は前置詞なので後ろは動名詞,後者の to は不定詞の to なので後ろは原形です。「助動詞 Level 2」でも確認しましょう。
前置詞の to か,不定詞の to か
to の後ろに名詞を置いて意味が通じるなら前置詞の to です。
look forward to the party(パーティーを楽しみに待つ)→ 名詞が置ける → 前置詞
want to the party → 意味が通じない → want to の to は不定詞
前置詞の to と判断できたら,後ろに動詞を置くときは動名詞にします。
動名詞を見たら確認しよう
remember / forget / try / stop / regret → 動名詞か不定詞かで意味が変わる
意味上の主語 → 所有格・目的格で示す
to の後ろ → 前置詞の to なら動名詞
→ forget doing:「あなたと京都を訪れたことを忘れない」
Don't forget to call me tomorrow.
→ forget to do:「明日電話するのを忘れないで」
I'm not used to getting up early.
→ be used to doing:「早起きすることに慣れていない」