英文法・構文の要点

助動詞 Level 1

2026年11月1日

  • 助動詞:可能・推量・義務・意志などの意味を加える
  • 助動詞の形のルール
  • 主な助動詞の意味/同じ意味を表す表現
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助動詞は,動詞と結びついて,「〜できる」「〜かもしれない」「〜しなければならない」などの意味を付け加えることばです。このページでは,助動詞とは何か,助動詞の形のルール,主な助動詞の意味,そして助動詞と同じ意味を表す表現を整理します。

助動詞とは何か

助動詞=動詞と結びついて,可能・推量・義務・意志などの意味を加える
助動詞 + 動詞の原形 = まとめて1つの述語動詞V

She can swim very fast.
彼女はとても速く泳ぐことができる。

S She
V can swim
M very fast.
動詞だけ
She swims.
「泳ぐ」という事実
助動詞+動詞
She can swim.
「泳ぐことができる」という能力
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助動詞は,動詞と結びついて可能・推量・義務・意志などの意味を加えることばです。助動詞 + 動詞の原形をまとめて,1つの述語動詞Vと考えます。

「ことばの定義」で見たとおり,助動詞は単独では働かず,動詞と結びついて働きます。「動詞 Level 1」で確認したように,当サイトでは助動詞+動詞をまとめて1つのVとして考えます。

助動詞の形のルール

① 後ろの動詞は必ず原形
② 助動詞そのものは主語によって形が変わらない(-s がつかない)
③ 否定文は助動詞の後ろに not,疑問文は助動詞を主語の前に出す

文の種類例文
肯定文He can speak French.(× He cans speaks)
否定文He cannot(can't)speak French.
疑問文Can he speak French?

He can speak French.(× He can speaks French.)
彼はフランス語を話すことができる。

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助動詞には3つの形のルールがあります。① 後ろの動詞は必ず原形にします。② 助動詞そのものは主語によって形が変わりません(-s がつきません)。③ 否定文は助動詞の後ろに not を置き,疑問文は助動詞を主語の前に出します。

You must not park here.
ここに駐車してはいけない。

助動詞は,原則として2つ続けて使うことができません。「〜できるだろう」を × will can とは言わず,will be able to を使います。

主な助動詞の意味

1つの助動詞には,大きく分けて2種類の意味がある
行為についての意味(能力・許可・義務・意志)/ 話し手の推量(〜かもしれない,〜にちがいない)

助動詞行為についての意味推量の意味
can〜できる(能力),〜してよい(許可)〜でありうる,(否定で)〜のはずがない
may〜してよい(許可)〜かもしれない
must〜しなければならない(義務)〜にちがいない
will〜するつもりだ(意志)〜だろう
should〜すべきだ(義務・助言)〜のはずだ

You may use my pen.(許可)
私のペンを使ってもいいですよ。

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1つの助動詞には,大きく分けて2種類の意味があります。1つは能力・許可・義務・意志など主語の行為についての意味,もう1つは「~かもしれない」「~にちがいない」といった話し手の推量です。

He may be at home now.(推量)
彼は今家にいるかもしれない。

You must finish this today.(義務)
あなたはこれを今日中に終えなければならない。

She must be tired.(推量)
彼女は疲れているにちがいない。

義務
You must finish this.
主語の行為について
推量
She must be tired.
話し手の判断について

どちらの意味かを見分けるヒント

推量の意味になるときは,後ろの動詞が be などの状態を表す動詞であることが多くなります。また,主語が you ではなく he / she / it などの場合や,文脈が「事実の判断」である場合も推量の可能性が高くなります。

shall の用法

Shall I ~?(〜しましょうか)と Shall we ~?(〜しましょう)は,相手の意向をたずねる表現として,現在でもよく使われます。

Shall I open the window?
窓を開けましょうか。

助動詞と同じ意味を表す表現

can ≒ be able to / must ≒ have to / will ≒ be going to
助動詞が使えない形(未来・完了・不定詞など)でも使える

助動詞言い換え表現使える場面の例
canbe able towill be able to(〜できるだろう)
musthave tohad to(〜しなければならなかった)
willbe going to予定・前兆を表す

I will be able to swim next summer.
来年の夏には泳げるようになるだろう。

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can は be able to,must は have to,will は be going to とほぼ同じ意味を表します。これらの表現は,未来・完了・不定詞など,助動詞が使えない形でも使えます。

I had to wait for an hour.(must には過去形がない)
私は1時間待たなければならなかった。

must not と don't have to

肯定文の must と have to はどちらも「〜しなければならない」ですが,否定文にすると意味が大きく変わります。

You must not go there.
そこへ行ってはいけない。(禁止)

You don't have to go there.
そこへ行く必要はない。(不必要)

この違いは入試で頻出です。

助動詞を見たら確認しよう

形 → 後ろは動詞の原形か,助動詞を重ねていないか
意味 → 行為についての意味か,話し手の推量か
否定 → must not(禁止)と don't have to(不必要)

同じ助動詞の2つの意味
You may go home now.
→ 許可:「もう帰ってもいいですよ」

It may rain this afternoon.
→ 推量:「午後は雨が降るかもしれない」

He must be a doctor.
→ 推量:「彼は医者にちがいない」

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