- 助動詞:可能・推量・義務・意志などの意味を加える
- 助動詞の形のルール
- 主な助動詞の意味/同じ意味を表す表現
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助動詞は,動詞と結びついて,「〜できる」「〜かもしれない」「〜しなければならない」などの意味を付け加えることばです。このページでは,助動詞とは何か,助動詞の形のルール,主な助動詞の意味,そして助動詞と同じ意味を表す表現を整理します。
助動詞とは何か
助動詞=動詞と結びついて,可能・推量・義務・意志などの意味を加える
助動詞 + 動詞の原形 = まとめて1つの述語動詞V
She can swim very fast.
彼女はとても速く泳ぐことができる。
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助動詞は,動詞と結びついて可能・推量・義務・意志などの意味を加えることばです。助動詞 + 動詞の原形をまとめて,1つの述語動詞Vと考えます。
「ことばの定義」で見たとおり,助動詞は単独では働かず,動詞と結びついて働きます。「動詞 Level 1」で確認したように,当サイトでは助動詞+動詞をまとめて1つのVとして考えます。
助動詞の形のルール
① 後ろの動詞は必ず原形
② 助動詞そのものは主語によって形が変わらない(-s がつかない)
③ 否定文は助動詞の後ろに not,疑問文は助動詞を主語の前に出す
| 文の種類 | 例文 |
|---|---|
| 肯定文 | He can speak French.(× He cans speaks) |
| 否定文 | He cannot(can't)speak French. |
| 疑問文 | Can he speak French? |
He can speak French.(× He can speaks French.)
彼はフランス語を話すことができる。
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助動詞には3つの形のルールがあります。① 後ろの動詞は必ず原形にします。② 助動詞そのものは主語によって形が変わりません(-s がつきません)。③ 否定文は助動詞の後ろに not を置き,疑問文は助動詞を主語の前に出します。
You must not park here.
ここに駐車してはいけない。
助動詞は,原則として2つ続けて使うことができません。「〜できるだろう」を × will can とは言わず,will be able to を使います。
主な助動詞の意味
1つの助動詞には,大きく分けて2種類の意味がある
行為についての意味(能力・許可・義務・意志)/ 話し手の推量(〜かもしれない,〜にちがいない)
| 助動詞 | 行為についての意味 | 推量の意味 |
|---|---|---|
| can | 〜できる(能力),〜してよい(許可) | 〜でありうる,(否定で)〜のはずがない |
| may | 〜してよい(許可) | 〜かもしれない |
| must | 〜しなければならない(義務) | 〜にちがいない |
| will | 〜するつもりだ(意志) | 〜だろう |
| should | 〜すべきだ(義務・助言) | 〜のはずだ |
You may use my pen.(許可)
私のペンを使ってもいいですよ。
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1つの助動詞には,大きく分けて2種類の意味があります。1つは能力・許可・義務・意志など主語の行為についての意味,もう1つは「~かもしれない」「~にちがいない」といった話し手の推量です。
He may be at home now.(推量)
彼は今家にいるかもしれない。
You must finish this today.(義務)
あなたはこれを今日中に終えなければならない。
She must be tired.(推量)
彼女は疲れているにちがいない。
どちらの意味かを見分けるヒント
推量の意味になるときは,後ろの動詞が be などの状態を表す動詞であることが多くなります。また,主語が you ではなく he / she / it などの場合や,文脈が「事実の判断」である場合も推量の可能性が高くなります。
shall の用法
Shall I ~?(〜しましょうか)と Shall we ~?(〜しましょう)は,相手の意向をたずねる表現として,現在でもよく使われます。
Shall I open the window?
窓を開けましょうか。
助動詞と同じ意味を表す表現
can ≒ be able to / must ≒ have to / will ≒ be going to
助動詞が使えない形(未来・完了・不定詞など)でも使える
| 助動詞 | 言い換え表現 | 使える場面の例 |
|---|---|---|
| can | be able to | will be able to(〜できるだろう) |
| must | have to | had to(〜しなければならなかった) |
| will | be going to | 予定・前兆を表す |
I will be able to swim next summer.
来年の夏には泳げるようになるだろう。
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can は be able to,must は have to,will は be going to とほぼ同じ意味を表します。これらの表現は,未来・完了・不定詞など,助動詞が使えない形でも使えます。
I had to wait for an hour.(must には過去形がない)
私は1時間待たなければならなかった。
must not と don't have to
肯定文の must と have to はどちらも「〜しなければならない」ですが,否定文にすると意味が大きく変わります。
You must not go there.
そこへ行ってはいけない。(禁止)
You don't have to go there.
そこへ行く必要はない。(不必要)
この違いは入試で頻出です。
助動詞を見たら確認しよう
形 → 後ろは動詞の原形か,助動詞を重ねていないか
意味 → 行為についての意味か,話し手の推量か
否定 → must not(禁止)と don't have to(不必要)
→ 許可:「もう帰ってもいいですよ」
It may rain this afternoon.
→ 推量:「午後は雨が降るかもしれない」
He must be a doctor.
→ 推量:「彼は医者にちがいない」