- 関係詞:名詞(先行詞)を後ろから節で説明する
- 関係代名詞の種類と格
- 2つの文をつなぐ考え方/関係代名詞の省略
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関係詞は,名詞の後ろに節を続けて,その名詞を詳しく説明するためのことばです。英文が長く複雑になる大きな原因の一つが関係詞なので,英文読解では避けて通れません。このページでは,関係詞とは何か,関係代名詞の種類と格,2つの文を関係代名詞でつなぐ考え方,そして関係代名詞の省略を整理します。
関係詞とは何か
先行詞(名詞)+ 関係詞節 → 関係詞節が先行詞を後ろから説明する
関係詞節は全体で形容詞節として働く
I have a friend who lives in London.
私にはロンドンに住んでいる友人がいる。
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関係詞節は,先行詞(名詞)の後ろに置かれ,先行詞を後ろから説明します。関係詞節は全体で形容詞節として働きます。
「ことばの定義」で見たとおり,関係詞は節の内部で一定の役割を果たしながら,その節を他の要素に結びつけることばです。who は,関係詞節の中では主語Sとして働き,同時に関係詞節を先行詞 a friend に結びつけています。
関係詞は「代名詞 + 接続詞」
関係代名詞は,代名詞の働き(節の中でS・Oなどになる)と接続詞の働き(節を結びつける)をあわせもっています。
I have a friend. He lives in London. → I have a friend who lives in London.
私には友人がいる。彼はロンドンに住んでいる。→ 私にはロンドンに住んでいる友人がいる。
2文目の He が who に変わり,2つの文が1つになっています。
関係代名詞の種類と格
先行詞が人 → who / 人以外 → which / どちらでも → that
関係詞節の中での働きによって,主格・所有格・目的格を使い分ける
| 先行詞 | 主格(S) | 所有格 | 目的格(O) |
|---|---|---|---|
| 人 | who | whose | whom(who) |
| 人以外 | which | whose | which |
| 人・人以外 | that | ― | that |
The man who called you is my uncle.(主格)
あなたに電話をかけてきた男性は私のおじだ。
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先行詞が人なら who,人以外なら which,どちらでも that を使います。また,関係詞節の中での働きによって,主格・所有格・目的格を使い分けます。
I have a friend whose father is a pilot.(所有格)
私には父親がパイロットである友人がいる。
This is the book which I bought yesterday.(目的格)
これは私が昨日買った本だ。
格は,先行詞の働きではなく,関係詞節の中での働きで決まります。関係詞節の中で欠けているのが主語なら主格,目的語なら目的格です。
2つの文をつなぐ考え方
① 2文で共通する名詞を見つける
② 2文目の名詞(代名詞)を関係代名詞に変える
③ 関係代名詞を節の先頭に移し,先行詞の直後に置く
| 手順 | 例 |
|---|---|
| ① 共通する名詞 | This is the book. / I bought it yesterday.(it = the book) |
| ② 関係代名詞に | it → which(人以外・目的格) |
| ③ 先頭に移す | This is the book which I bought yesterday. |
The girl is my sister. She is playing the piano. → The girl who is playing the piano is my sister.
その少女は私の妹だ。彼女はピアノを弾いている。→ ピアノを弾いている少女は私の妹だ。
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2つの文を関係代名詞でつなぐときは,① 2文で共通する名詞を見つけ,② 2文目の名詞(代名詞)を関係代名詞に変え,③ 関係代名詞を節の先頭に移して先行詞の直後に置きます。
関係詞節が主語の後ろに入ると,主語が長くなります。The girl ... is my sister のように,関係詞節の終わりを見きわめて,文全体の述語動詞Vを見つけることが大切です。
関係代名詞の省略
目的格の関係代名詞(whom / which / that)は省略できる
名詞 + S + V が続いたら,関係代名詞の省略を疑う
This is the book (which) I bought yesterday.
これは私が昨日買った本だ。
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目的格の関係代名詞(whom / which / that)は省略できます。名詞 + S + V が続いたら,関係代名詞の省略を疑いましょう。
The man (whom) I met at the party was kind.
私がパーティーで会った男性は親切だった。
主格は省略できない
主格の関係代名詞は,原則として省略できません。
The man who called you is my uncle.(× The man called you is my uncle.)
あなたに電話をかけてきた男性は私のおじだ。
who を省略すると,called が文の述語動詞のように見えてしまい,文の構造が成り立たなくなります。
前置詞の目的語になる関係代名詞
関係代名詞が前置詞の目的語になる場合は,前置詞を関係代名詞の前に置くこともできます。
This is the house which I live in. = This is the house in which I live.
これは私が住んでいる家だ。
前置詞 + 関係代名詞については「関係詞 Level 2」で詳しく扱います。
関係詞を見たら確認しよう
先行詞 → 人か人以外か
関係詞節の中で欠けているもの → 主語なら主格,目的語なら目的格
関係詞節の終わり → 文全体の述語動詞Vはどれか
→ who passed the test:先行詞 students を説明 / 文のVは were
The picture (that) you painted is beautiful.
→ (that) you painted:目的格の省略 / 文のVは is
I know a girl whose mother is a famous singer.
→ whose mother:所有格「その母親が」