- 倒置:V(助動詞)が S の前に出ること
- 否定語が文頭に出る倒置/so / neither / nor + V + S
- 場所・方向を表す語句が文頭に出る倒置
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英語の文は,ふつう S + V の語順で並びます。この語順が入れかわり,V(助動詞)が S の前に出ることを倒置と言います。このページでは,倒置とは何か,否定語が文頭に出る倒置,so / neither / nor + V + S,そして場所・方向を表す語句が文頭に出る倒置を整理します。文型の考え方は「文 Level 1」で確認しましょう。
倒置とは何か
倒置=S と V の語順が入れかわること
強調したい語句を文頭に出したときや,文のバランスを整えるときに起こる
I have never seen such a beautiful sunset.
私はこれほど美しい夕日を見たことがない。
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倒置は,S と V の語順が入れかわることです。強調したい語句を文頭に出したときや,文のバランスを整えるときに起こります。
Never have I seen such a beautiful sunset.
これほど美しい夕日は見たことがない。
倒置が起きても,文型や意味は変わりません。倒置の文を読むときは,もとの語順に戻して S と V を確認することが大切です。
否定語が文頭に出る倒置
否定語(句)+ 助動詞 + S + V:疑問文と同じ語順になる
never / little / hardly / seldom / not only / no sooner など
| 文頭の否定語 | 例文 |
|---|---|
| Never | Never have I heard such a story. |
| Little | Little did I dream that I would win. |
| Seldom / Rarely | Seldom does he go out on Sundays. |
| Not only | Not only did he come, but he also helped us. |
| No sooner | No sooner had he left than it began to rain. |
| Hardly / Scarcely | Hardly had I arrived when the phone rang. |
Little did I dream that I would win the prize.
賞を取るとは夢にも思わなかった。
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never,little,hardly,seldom,not only,no sooner などの否定語(句)が文頭に出ると,否定語(句)+ 助動詞 + S + V という疑問文と同じ語順になります。
Not only did he come, but he also helped us.
彼は来てくれただけでなく,手伝ってもくれた。
一般動詞の文では do / does / did を補って倒置します。Little I dreamed ではなく Little did I dream とします。No sooner ~ than と Hardly ~ when は「時制 Level 3」でも扱いました。
Little の特別な意味
Little が know / dream / think / realize などと一緒に文頭に出ると,「まったく〜ない」という強い否定になります。
Little did he know what was waiting for him.
何が待ち受けているのか,彼はまったく知らなかった。
so / neither / nor + V + S
肯定文に続けて「Sもそうだ」 → So + 助動詞 + S
否定文に続けて「Sもそうではない」 → Neither / Nor + 助動詞 + S
"I like coffee." "So do I."
「私はコーヒーが好きです」「私もです」
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肯定文に続けて「Sもそうだ」と言うときは So + 助動詞 + S,否定文に続けて「Sもそうではない」と言うときは Neither / Nor + 助動詞 + S を使います。
"I can't swim." "Neither can I."
「私は泳げません」「私も泳げません」
He didn't go to the party, and nor did I.
彼はパーティーに行かなかったし,私も行かなかった。
So + S + 助動詞(倒置なし)は「本当にそうだ」という意味になります。"You look tired." "So I am."(「疲れているね」「本当に疲れているよ」)と区別しましょう。
場所・方向を表す語句が文頭に出る倒置
場所・方向の語句 + V + S:自動詞(be / stand / come など)の文で起こる
Here / There / On the hill / Down など
Here comes the bus.
ほら,バスが来た。
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be,stand,come などの自動詞の文では,Here,There,On the hill,Down など場所・方向を表す語句が文頭に出ると,場所・方向の語句 + V + S の語順になります。
On the hill stands an old castle.
丘の上に古い城が建っている。
Down came the rain.
雨がざっと降ってきた。
この倒置では,助動詞を使わず動詞そのものが S の前に出ます。主語が代名詞のときは倒置しません(Here it comes. / × Here comes it)。
倒置を見たら確認しよう
文頭の否定語 → 助動詞 + S の倒置,do / does / did に注意
So / Neither + 助動詞 + S → 「Sもそうだ / そうではない」
場所の語句 + V + S → S は動詞の後ろ
→ 否定語の倒置:「彼女はめったに仕事の不満を言わない」
"I've never been to Paris." "Neither have I."
→ Neither + 助動詞 + S:「私も行ったことがない」
In the middle of the room sat a little girl.
→ 場所の倒置:「部屋の真ん中に小さな女の子が座っていた」