- 省略:文脈からわかる語句を言わずに済ませる
- 繰り返しを避ける省略/副詞節の中の「S + be」の省略
- 代不定詞/so / not による代用
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英語では,前に出てきた語句や,言わなくてもわかる語句がよく省略されます。省略に気づかないと,文の構造を正しくつかめません。このページでは,省略とは何か,繰り返しを避ける省略,副詞節の中の「S + be」の省略,代不定詞,そして so / not による代用を整理します。
省略とは何か
省略=文脈からわかる語句を言わずに済ませること
省略された部分を補うと,文の構造がはっきりする
I can swim, but my brother can't.
私は泳げるが,弟は泳げない。
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省略は,文脈からわかる語句を言わずに済ませることです。省略された部分を補うと,文の構造がはっきりします。
文が途中で終わっているように見えたら,前に出てきた語句を補って考えましょう。英文和訳では,補った内容を訳に反映させると意味がはっきりします。
繰り返しを避ける省略
前と同じ動詞(句)・名詞は,2回目以降で省略される
助動詞 / be動詞 / to の後ろ,接続詞の後ろなどでよく起こる
She likes cats, and her sister dogs.
彼女は猫が好きで,妹は犬が好きだ。
| 省略のある文 | 補った形 |
|---|---|
| her sister dogs | her sister (likes) dogs |
| others by train | others (went) by train |
| than I | than I (am tall) |
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前と同じ動詞(句)や名詞は,2回目以降で省略されます。助動詞・be動詞・to の後ろや,接続詞の後ろなどでよく起こります。
Some students went by bus, others by train.
バスで行った学生もいれば,電車で行った学生もいた。
He is taller than I (am).
彼は私より背が高い。
her sister dogs のように 名詞 + 名詞 が並んでいたら,動詞の省略を疑いましょう。前の文と同じ形をあてはめると構造が見えてきます。
副詞節の中の「S + be」の省略
when / while / if / though などの後ろでは,主節と同じS + be が省略されることがある
When (I was) young / If (it is) necessary / while (he was) walking
When young, he lived in Paris.
若いころ,彼はパリに住んでいた。
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when,while,if,though などの後ろでは,主節と同じ S + be が省略されることがあります(When (I was) young,If (it is) necessary など)。
I will help you if necessary.
必要なら手伝います。
While walking in the park, I met an old friend.
公園を歩いているとき,旧友に会った。
Though tired, she kept working.
疲れていたが,彼女は働き続けた。
省略されるのは,ふつう主節の主語と同じ主語 + be動詞です。if necessary / if possible / when necessary などは,主語が it の慣用的な省略です。接続詞の後ろに分詞が続く形は「分詞構文 Level 2」でも扱いました。
代不定詞
to の後ろの動詞(句)を省略し,to だけを残す形
want to / would like to / have to / be going to など
"Would you like to come with us?" "I'd love to."
「一緒に来ませんか」「ぜひ行きたいです」
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to の後ろの動詞(句)を省略して to だけを残す形を代不定詞と言います。want to,would like to,have to,be going to などでよく使われます。
You don't have to go if you don't want to.
行きたくなければ,行かなくてもいい。
to のあとに何も続かないときは,前に出た動詞(句)を補いましょう。I'd love to. は I'd love to (come with you). の省略です。不定詞の基本は「不定詞 Level 1」で確認しましょう。
so / not による代用
think / hope / be afraid などの後ろで,that 節の代わりに so / not を使う
I think so.(そう思う)/ I hope not.(そうでないといい)
"Will it rain tomorrow?" "I'm afraid so."
「明日は雨かな」「残念ながら降りそうだ」
| 表現 | 意味 |
|---|---|
| I think so. | そう思う |
| I don't think so. | そうは思わない |
| I hope so. / I hope not. | そうだといい / そうでないといい |
| I'm afraid so. / I'm afraid not. | 残念ながらそうだ / 残念ながらそうではない |
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think,hope,be afraid などの後ろでは,that 節の代わりに so / not を使うことがあります(I think so.「そう思う」/I hope not.「そうでないといい」)。
"Will it rain tomorrow?" "I hope not."
「明日は雨かな」「降らないといいね」
so は肯定の that 節,not は否定の that 節の代わりです。I hope not. は I hope (that) it will not rain. と同じ意味です。hope / be afraid では × I don't hope so とはせず,I hope not. を使います。
省略を見たら確認しよう
途中で終わる文 / 名詞 + 名詞 → 前の語句を補う
接続詞 + 形容詞 / 分詞 → S + be の省略
文末の to / so / not → 代不定詞・代用
→ my mother (drinks) tea:「父はコーヒーを,母は紅茶を飲む」
Once seen, the scene can never be forgotten.
→ Once (it is) seen:「一度見たら,その光景は決して忘れられない」
"Can you come tomorrow?" "I'll try to."
→ 代不定詞:「行けるようにしてみます」