英文法・構文の要点

強調 Level 1

2026年11月1日

  • 強調:文の一部を目立たせる
  • It is ~ that … の強調構文/do / does / did による強調
  • 語句を加えて強める表現
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英語には,文の中の特定の語句を強調するためのさまざまな方法があります。このページでは,強調とは何か,It is ~ that … の強調構文,do / does / did による動詞の強調,そして語句を加えて強める表現を整理します。

強調とは何か

強調=文の一部を目立たせて,話し手が伝えたいことをはっきりさせること
語順を変える / 構文を使う / 強める語を加える,などの方法がある

I met Tom at the station yesterday.
私は昨日,駅でトムに会った。

ふつうの文
I met Tom ~
情報を並べて伝える
強調構文
It was Tom that I met ~
「トム」に焦点を当てる
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強調は,文の一部を目立たせて,話し手が伝えたいことをはっきりさせることです。語順を変える,構文を使う,強める語を加える,などの方法があります。

It was Tom that I met at the station yesterday.
私が昨日駅で会ったのはトムだった。

強調の文では,どこに焦点が当たっているかを考えることが大切です。英文和訳では「〜なのは…だ」のように,焦点が伝わる訳し方を工夫しましょう。語順を変える強調(倒置)については「倒置 Level 1」で扱いました。

It is ~ that … の強調構文

It is + 強調する語句 + that + 残りの部分:「…なのは〜だ」
主語・目的語・副詞(句・節)を強調できる

It was Tom that broke the window.
窓を割ったのはトムだった。(主語)

強調する部分例文
主語It was Tom that broke the window.
目的語It was this book that I bought yesterday.
副詞句It was at the station that I met her.
副詞節It was because he was ill that he was absent.
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It is + 強調する語句 + that + 残りの部分 で「…なのは~だ」を表します。主語・目的語・副詞(句・節)を強調できます。

It was this book that I bought yesterday.
私が昨日買ったのはこの本だ。(目的語)

It was at the station that I met her.
私が彼女に会ったのは駅だった。(副詞句)

It is と that を取り除いても文が成り立つなら強調構文です。It was Tom that broke the window. から It was と that を取ると Tom broke the window. となり,文が完成します。強調する語句が人なら who,物なら which を使うこともあります。

時制について

It is / It was は,ふつう that 以下の動詞の時制に合わせます。that 以下が過去の内容なら It was を使います。

It was yesterday that I saw him.
私が彼を見かけたのは昨日だった。

形式主語との違い

It is important that you study hard. のように,It が that 節を指す形式主語の文もあります。この場合は It is と that を取り除くと important you study hard となり,文が成り立ちません。くわしい識別は「「It is … that ~」の識別」で扱います。

do / does / did による強調

do / does / did + 動詞の原形:「本当に〜する」「確かに〜した」
肯定文の動詞を強める

I do like this song.
私はこの歌が本当に好きだ。

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do / does / did + 動詞の原形 で「本当に~する」「確かに~した」と,肯定文の動詞を強めます。

He does know the answer.
彼は確かに答えを知っている。

I did call you yesterday.
昨日,確かにあなたに電話しましたよ。

Do come to the party.
ぜひパーティーに来てください。

強調の do / does / did の後ろは原形です(× He does knows)。命令文の前に Do をつけると「ぜひ〜して」という意味になります。相手の言ったことを打ち消すときによく使われます。

語句を加えて強める表現

名詞・形容詞・否定・疑問詞などを強める語句を覚えよう

表現意味と例文
the very + 名詞まさにその〜:This is the very book I wanted.
oneself〜自身が:I made it myself.
not ~ at allまったく〜ない:I don't know him at all.
疑問詞 + on earth / in the worldいったい〜:What on earth are you doing?
疑問詞 + everいったい〜:Whatever happened?
much / far + 比較級ずっと〜:This is much better.

This is the very book I was looking for.
これはまさに私が探していた本だ。

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名詞・形容詞・否定・疑問詞などは,強める語句を加えて強調できます(the very ~,not ~ at all,on earth など)。

What on earth are you doing here?
いったいここで何をしているの。

比較級を強める much / far は「差分スロット Level 1」,否定を強める表現は「否定 Level 1」でも扱いました。

強調を見たら確認しよう

It is ~ that … → It is と that を取り除いて文が成り立つか
do / does / did + 原形 → 「本当に」「確かに」
the very / on earth / at all → 何を強めているか

強調の文を読み取る
It was in 1990 that he moved to Tokyo.
→ 強調構文:「彼が東京に引っ越したのは1990年だった」

She did try her best.
→ did の強調:「彼女は確かに最善を尽くした」

Why in the world did you say that?
→ in the world:「いったいなぜそんなことを言ったのか」

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