英文法・構文の要点

難関大 分詞構文

2026年11月1日

  • 分詞構文の意味を文脈で判断する
  • 独立分詞構文/文末の分詞構文
  • with を使った付帯状況
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難関大入試では,分詞構文の意味の判断や,主語が異なる独立分詞構文,文末に置かれた分詞構文などが,長文読解や和訳問題の中で問われます。このページでは,「分詞構文 Level 1」「分詞構文 Level 2」の内容をもとに,入試レベルの分詞構文を正確に読み取る方法を整理します。

分詞構文の意味を文脈で判断する

分詞構文の意味は,主節との関係から判断する
時(〜するとき)/ 理由(〜なので)/ 条件(〜すれば)/ 譲歩(〜だけれども)/ 付帯状況(〜しながら)

Having nothing to do, I went to bed early.
することがなかったので,私は早く寝た。(理由)

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分詞構文の意味は,主節との関係から判断します。時(~するとき),理由(~なので),条件(~すれば),譲歩(~だけれども),付帯状況(~しながら)の中から,自然につながるものを選びます。

Turning to the left, you will find the post office.
左に曲がれば,郵便局が見つかります。(条件)

Admitting what you say, I still think you are wrong.
あなたの言うことは認めるが,それでもあなたは間違っていると思う。(譲歩)

意味がはっきりしないときは,「〜して,…」と順につなぐ訳から考え,主節の内容と自然につながる意味を選びましょう。主節に will があれば条件,still / yet があれば譲歩になりやすい,といった手がかりもあります。

独立分詞構文

分詞の主語が主節の主語と異なる → 分詞の前に主語を置く
慣用的な独立分詞構文:generally speaking / judging from ~ / considering ~ など

The weather being fine, we went on a picnic.
天気がよかったので,私たちはピクニックに行った。

M The weather being fine,
S we
V went
M on a picnic.
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分詞の意味上の主語が主節の主語と異なるときは,分詞の前に主語を置きます(独立分詞構文)。generally speaking,judging from ~,considering ~ などは慣用的な独立分詞構文です。

All things considered, the plan was a success.
すべてを考慮すると,その計画は成功だった。

The weather being fine の the weather は分詞 being の意味上の主語です。文頭の名詞のあとに -ing / 過去分詞 が続き,その後ろにコンマと主節がある場合は,独立分詞構文を疑いましょう。

文末の分詞構文

文末の分詞構文:「そして〜する」(連続)/「〜しながら」(付帯状況)
, which ~ や and ~ の言い換えとして読む

The train left at six, arriving in Osaka at nine.
列車は6時に出発し,9時に大阪に着いた。(連続)

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文末の分詞構文は,「そして~する」(連続)や「~しながら」(付帯状況)を表します。, which ~ や and ~ の言い換えとして読むと理解しやすくなります。

She sat on the bench, reading a book.
彼女は本を読みながらベンチに座っていた。(付帯状況)

The earthquake destroyed many houses, leaving thousands homeless.
地震で多くの家が倒壊し,何千人もの人が家を失った。(結果)

文末の分詞構文は,前の文の内容を受けて「その結果〜」と続くことがよくあります。leaving ~ homeless は「〜を家のない状態にした」→「〜が家を失った」と訳すと自然です。

with を使った付帯状況

with + 名詞 + 分詞 / 形容詞 / 前置詞句:「〜を…したまま」「〜が…なので」

He was listening to music with his eyes closed.
彼は目を閉じて音楽を聞いていた。

with + 名詞
with his eyes
「目を」
分詞
closed
目が「閉じられた」状態(受け身の関係)
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with + 名詞 + 分詞 / 形容詞 / 前置詞句 は,「~を…したまま」「~が…なので」という意味を表します。

With the price of oil rising, many companies are in trouble.
石油の価格が上がっているので,多くの会社が困っている。

名詞と分詞の関係が能動(〜している)なら -ing,受動(〜されている)なら 過去分詞です。his eyes closed は「目が閉じられている」状態なので過去分詞を使います。文頭の With ~ は理由を表すことが多いので,「〜なので」と訳しましょう。

確認しよう

分詞構文の意味 → 主節との関係から判断
名詞 + 分詞 + コンマ → 独立分詞構文
文末の分詞構文 / with + 名詞 + 分詞 → 連続・結果・付帯状況

入試レベルの分詞構文を読む
There being no bus service, we had to walk.
→ 独立分詞構文:「バスがなかったので,私たちは歩かなければならなかった」

Born in a poor family, he had to work from an early age.
→ 過去分詞の分詞構文:「貧しい家庭に生まれたので,彼は幼いころから働かなければならなかった」

The storm hit the town, causing great damage.
→ 文末の分詞構文:「嵐が町を襲い,大きな被害をもたらした」

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